約10年前にゴルフを始めた際に
より近くでプロのプレイを見るのも勉強になるかと思い
女子プロゴルフのボランティアに申し込んでみました。
イボミ選手が賞金女王になる数年前のことです。
女子ゴルフの聡明期で、ここから年々人気が上がって行きました。
ちょうど自宅の近くでトーナメントが初開催されるということで
ネットで調べて申し込んでみたのです。
ゴルフボランティア募集サイト ザ・ヘッドクォーターズの公式サイト
http://www.hq-kobe.co.jp/schedule/
申し込み時に業務の希望を出しておきます。
大会によって業務の種類は異なりますが、下記のような選択肢でした。
- スコアラー : 組に同行して1打1打専用端末に結果を入力して、ホール終了毎にスコアを送信する係
- ホールマーシャル : ギャラリーや選手を誘導したり、中継などでよく見かける「お静かに」ボードで選手に気持ちよくプレイしてもらう係
- フォアキャディ : ボールの落下地点でOBなどの判断をする係
- ドライビングディスタンス : ティショットの飛距離を計測する係
一番勉強になりそうなスコアラーを申し込みました。
スコアラーは最も人気の業務です。
選手と18ホールを一緒に歩けて間近でプレイも見れるので当然ですね。
なので、ボランティア本部の入り口でまずはくじ引きです。
絵にかいたようなビギナーズラックでしたが、当たりを引いてしまいました。(‘◇’)ゞ
帯同する組は
永井奈都プロ、斉藤裕子プロ、金ナリプロ でした。
選手のスタート時間の10分前に集合し、トランシーバーで現着を本部に報告します。
スコアラー全員がトランシーバーを持ち、イヤホンをします。
本部とのやり取りは全員が聞くことができます。
専用端末の画面です。
大西葵プロ、青山香織プロ、サイペイイン プロに帯同した時の写真です。
さあ、自分が担当する組のティーオフです。
選手が一打打つ事に、その結果を専用端末に入力していきます。
例えば、ティショットでは、フェアウェイ、ラフ、OB、池、バンカーから
実際の結果を入力していきます。それを3人分行っていく訳です。
選手のプレイの邪魔にならないように確認しながら入力していきます。
張り詰める緊張感の中、集中しながらそれなりの距離を歩くわけですから
最後のころは心身ともにいっぱいいっぱいの状態でした。
なんとか18ホールを大きなミスをすることなく?終わり
最後は選手と一緒にアテストの現場にも立会います。(何するわけでもありませんが)
そこで、3名の選手にサインボールをもらいました。
これはすごく嬉しかったです。
今ではシステムも色々と変わっているかもしれません。
女子ゴルフの人気でスコアラーも3日間ボランティアに参加しないと
エントリーできないといった制約もあるようです。
ボランティア(いったん)卒業して、数年になりますが
たくさん良い経験をさせてもらいました。
気になる方は近くで開催される大会を探してみるのも良いと思いますよ。