ゴルフ上達アイテム

【楽しくできるパター練習器具】パッティングシミュレーター「EXPUTT」が神

パッティングシミュレーターEXPUTT_RG

ゴルフにおいてパターの悩みを抱えられている方は多いのではないでしょうか?

実際、ゴルフラウンドのスコアの半分近くはパターの打数でスコアへの影響は非常に大きくなっています。日頃ドライバーやアイアンの練習は楽しくできますが、パターの練習は単調でつまらないから長くできないですよね。

この記事を読んで頂くと、パター上達のための最短ルートを手に入れることができます。具体的には、昨今の技術の進化が著しいシミュレーション練習機を自宅で手軽に実践できるEXPUTTを使えば、自身のパタースキルを「見える化」し、同時にその克服ができます。

EXPUTTはパターに悩みを抱えられている全ゴルファーに是非おススメしたいアイテムです。EXPUTTでパター名人を目指し、ベストスコア更新を達成しましょう!

EXPUTTで達成できること

下記のことが順番に達成できます。

1.飽きる事なく練習ができる。

2.パッティングの距離感を自然に身に付けることができる。

3.自分のパッティングの癖が分かり、修正できる。

4.実際のラウンドでの効果が実感できる。

※ 個人差はあります。

それぞれの項目について、下記に説明していきます。

EXPUTT

EXPUTTで達成できること【詳細説明】

1.飽きる事なく練習ができる

様々な練習モードがあり、それぞれポイント制などのゲーム性があるため、あっという間に時間が過ぎます。これは5分程度の練習で飽きる(個人的な見解です)パターマットでは味わうことができない体験です。自然と練習量が増え、気づいたらパタースキルが向上しています。

2.パターの距離感を身に付けることができる

平坦なグリーンの上で、目標距離に合わせて距離感を練習することができるPRACTICEモードで一貫した距離感を体に植え付けることができます。目標距離は2m~15mの間でランダムに指示させることができ、またグリーンの速さも12段階で調整することができます。

2mの次に15mの指示が来たり、その反復練習で半強制的に距離感を身に付けることができます。また、結果に基づいたポイントが加算されていきます。(遠い距離のカップインが最もポイントが高く、近い距離のカップイン寸前が最もポイントが低い)例えば15分の練習時間で何ポイントをゲットできるかチャレンジするだけでも集中力が増した状態で練習ができます。

EXPUTTのPLACTICEモードの画面
PRACTICEモードの画面

3.自分のパターの癖が分かり、修正できる

ショット毎に打ち出し方向(角度)、打ち出し速度、クラブパスなどを表示してくれます。ショートパットはひっかけ気味、ロングパットは開き気味など、個人の癖が明確になります。

また、PRACTICEモードを終了した後、距離区間ごとの練習結果が表示されます。 練習の進捗具合やどの距離区間での練習が必要なのか確認することができます。

更に、EXPUTTのPRACTICEモードには、練習前後のパッティング状態を分析する機能が実装(ANALYSIS機能)されています。ANALYSIS機能は、18回のパッティングが終了した後に、距離と方向の正確度やパッティングスタイルを分析してグラフに表示し、集中的な練習が必要なところを教えてくれます。ショート(0~5メートル)、ミドル(5~10メートル)、ロング(10~15メートル)にパッティングを分け、どの部分でどんな練習が必要なのか分かりやすく説明されているため、この機能を使えばより効果的に練習を行うことができます。

EXPUTTのPRCTICEモード統計画面
EXPUTTのPRCTICEモード統計画面

4.実際のラウンドでの効果が実感できる

実際のラウンドでは普段EXPUTTで練習している距離感を練習グリーンで調整します。5m、10mとパットし、EXPUTTの距離感より少し早い、少し遅いなどの情報を掴みます。これにプラスして、グリーン上での上り下りの情報を加味して打つべき距離を決定します。これだけの作業で大きく距離感がズレるパットはかなり減少すると思います。

かつ、打ち出し方向も練習で修正できているため3パットがかなり低減できます。実際に筆者は、多いときは1ラウンドで7回の3パット以上を打ったこともありますが、EXPUTTで練習を始めてからは、1ラウンドに0~2回の3パット回数まで減らすことが出来ています。

EXPUTTのその他良い点とイマイチな点

EXPUTTのその他良い点

設置が簡単、省スペースで静かに練習ができる

EXPUTTは大きくカメラとマットからなります。カメラ本体はTV用ホルダーを利用してTVに取り付けるか、三脚架を利用してTV周辺に設置します。(筆者は持ち運びをするため三脚架を用いています。)

カメラからHDMIケーブルを使用してテレビと接続します。カメラに電源アダプターを取り付けリモコンで電源オンすれば準備は完了です。カメラ起動後、カメラの映像を確認して、パッティングマット全体が映像に含まれるようマットを置いて、カメラが認証してくれれば練習開始です。

専用のマットは横1m×縦2mと省スペースで練習ができます。勢いよく打ち出されたボールはスポンジ状の緩衝材で受け止められるため、音はパターとボールが当たる音程度です。アパートのような集合住宅の中でも周囲を気にせずに練習ができます。

Play9の練習モードが実践的

こちらのプレイモードでは9ホールからなるさまざまなコースの中で1つを選び、グリーンの傾斜を読んでパターをする実戦形式の練習モードとなります。相手は画面上に表示されるグリーンですが、やっているうちに頭の中で傾斜を想像できるようになり、実践でやるようなミスが出ることもあります。頭を使う訓練としても非常に有効です。

このゲームモードでは、最大4人でストロークプレーを楽しむことができます。1番プレイヤーから始まり、ホールインまたはコンシードを出してプレーを終了すれば次のプレイヤーに順番が移る形でパッティングを行っていきます。

EXPUTTのPLAY9モードの画面
EXPUTTのPLAY9モードの画面

EXPUTTのイマイチな点

正直なところ、あまりイマイチな点は見つかりませんが、あえて記載すると下記になります。実際はこのイマイチな点を補って余りあるメリットが享受できます。

価格

価格は4万円以上と練習器具としては高価な部類です。それなりのパターが購入できる価格ですが、筆者の体験では費用対効果はパター購入よりも大きいと思います。

グリーンの速度設定が分かりづらい

グリーンの速度設定は数値で12段階となっていますが、いわゆるゴルフ場に掲示があるフィート数と対応している数値ではありません。私はグリーンの速度設定は最大値12で普段練習しており、感覚では9.5フィート程度に相当するイメージです。

まとめ

EXPUTTの良い点とイマイチな点をまとめます。

良い点

・ 設置が簡単、省スペースで静かに練習ができる。

・ 飽きる事なく練習ができる。

・ ショートからロングまで距離感を身に付けることができる。

・ 自分のパッティングの癖が分かり、修正できる。

・ Play9の練習モードで実践的な練習ができる。

・ 実際のラウンドでの効果が実感できる。

イマイチな点

・ 価格

・ グリーンの速度設定が分かりづらい

EXPUTTは、超高速カメラによる実測データに基づいて開発された映像分析システムを通じて、ボールとパターの動きをリアルタイムで正確に測定する個人向けシミュレーションパター練習器です。

公式HPはこちら

最後にひとこと

ツアープロが使用しているトラックマンに代表される弾道計測器の精度と価格が市場にマッチングし、我々の一般ゴルファーにおいてもその恩恵を受けられる時代となりました。

私はパッティングシミュレーターEXPUTT RGを2024年5月に楽天市場で購入しました。(価格は43,890円に楽天ポイントが付きました。)当時パターに悩んでいたため購入したのですが、それまでは特に5mを超える距離のパターの距離感が合わず、3パットのオンパレード、1ラウンド中に3パットを5回、4パットを2回叩いたこともありました。

EXPUTTを用いた練習を始めて間もなくして、まずは距離感が合ってきました。次に方向性が良くなり、1ラウンド中に3パット以上を7回叩いていたのが、1ラウンド中0~2回まで激減しました。

本当に絶大な効果を味わうことができ、ラウンドが以前よりも増して楽しくなりました。

このEXPUTTはまさにパターの練習に最適なツールです。上達したパターでスコアを一気に縮め、上級者の仲間入りを果たしましょう!