愛犬が眼や口周辺を痒がっている。アレルギーかもしれないけど、どうすればいいんだろう?
かわいい愛犬が痒がっている姿を見て
飼い主だったら「かわいそう」「治してあげたい」と心から思いますよね。
病院でのアレルギー検査も考えましたが、単価が高額なうえに検査項目が少ないという評判もあり、躊躇していました。
病院に行く代わりに、食後の様子を観察することで、牛肉を制限したり、アレルギー犬用のドックフードに変えたり、試行錯誤を繰り返してきました。
自然と与える餌も慎重に選ぶようになり結果的に過剰な制限をかけている懸念がありました。
今回、アレミッケでの検査をトライしてみて、様々な食材をトライしてみるキッカケになりました。
これまで牛肉は殆ど与えていませんでしたが、アレミッケの結果を知り、トライしてみて、今では痒がることなく嬉しそうに食べています。そういう姿を観るととても嬉しいものです。
この記事では、筆者が実際にアレミッケを愛犬に使ってみて、受領した結果を考察し、食事改善をした結果、愛犬の痒がる様子が減った内容を紹介しています。
お世話になっているトリマーの方がアレミッケを購入
↓ 検査結果が概ね良い印象
↓ うちもトライしてみることに
↓ アレミッケの価格を確認 ↓

アレミッケは犬猫用の不耐性検査
アレミッケはアメリカの検査機関が行っている犬猫用の不耐性検査(アレルギー様症状の検査)の名称です。
不耐性とは?
・「不耐性」とは、特定の食物成分や環境要因をうまく消化・代謝できないこと。
・「不耐性」によって皮膚炎、外耳炎、胃腸炎、下痢などの不調(アレルギー様症状)を引き起こす可能性がある。
※ アレルギーは特定の物質に対して免疫システムが過剰に反応する現象
アレルギーと不耐性は違うものだけど、症状は似てるんですね。
犬の通院ランキングの上位はアレルギーではなく、不耐性によって引き起こされているケースも多い。
- 1位 皮膚炎
- 2位 外耳炎
- 3位 胃腸炎
- 4位 下痢
「なぜラボはアメリカカリフォルニアなの?」 ※公式HPより抜粋
海外を発祥とする犬種が日本にも多くいることから、日本では馴染みの少ないアレル物質データをチェックするには国内だけのデータベースでは到底足りないと考えます。国内外のアレルギー物質に着目しカテゴリー開発をおこなったアレミッケは多くの犬種においてこれまで知り得なかったアレルギー物質にも気付くきっかけになればと考えます。
アレミッケにしか出来ないこと
他の検査との比較
病院で受けられるアレルギー検査(IgE検査、リンパ球反応検査)と不耐性検査(アレミッケ)との比較を示します。
アレミッケは
検査できる品目が圧倒的に多い
このように多くの品目の検査ができるのはアレミッケだけです。
1検査品目あたりのコストパフォーマンスがスバ抜けています。
検査の種類 | 検査名 | 検査の内容 | 分かる事 | 検査費用 | 検査単価 |
アレルギー検査 | IgE検査 | 主に環境アレルゲンの抗体チェック | ダミ、ノミ、ハウスダストなど | 1.5万円 ~3万円 | 3,750~7,500円/検体 |
アレルギー検査 | リンパ球 反応検査 | 食物アレルギーの検査 | 主要食物9品目(牛肉、豚肉、鶏肉、卵白、卵黄、牛乳、小麦、大豆、トウモロコシ) | 2万円 ~3万円 | 2,222~3,333円/項目 |
不耐性検査 | アレミッケ | 特定の食品成分に対する不耐性を調べる検査 | 430品目(肉類、魚類、乳製品、添加物、保存料、ハウスダスト、カビ等) | 34,100円 | 79円/項目 |
※ 2025年6月20日時点の情報
※ IgE検査、リンパ球反応検査は血液検査
1)400品目を超える検査項目
1回の検査で日常生活の大部分をカバー
2)1品目当たりの検査費用が100円未満
圧倒的なコスパでお財布に優しい
また、アレミッケは検査方法が非常に簡便
ブラシで犬猫の毛を採取して送るだけという愛犬にも優しい方法です。
↓ 公式HPはこちら ↓
アレミッケを試してみた
1.楽天市場で申し込み
2024年10月7日に楽天市場で購入(申し込み)しました。
価格は32,670円
お買い物マラソン実施中だったので楽天ポイントがより多く付きました。
※ 最新価格は公式HPや楽天市場でご確認ください。
※ 2025年6月時点では34,100円
2.検査キットの到着
2024年10月14日に検査キットが到着しました。
申し込みから約1週間後でした。

検査キットを開封し、案内に従ってWebマイページ登録、新規検査申し込み(個体管理番号登録)をスマホで行いました。
説明書通りに進めて行けばよく、特に難しいことはありませんでした。

3.体毛を採取して発送
付属されている指サックをして、ブラシで被毛を10~20本程度採取し、個体管理番号が記載されているビニール袋に入れました。
同封されていた飼い主情報、ペット情報を記載して、採取した被毛が入ったビニール袋と一緒に封筒に入れ投函しました。(2024年10月16日)

試験の登録も体毛の採取も簡単!
どんな結果が来るか楽しみ♪
4.結果を待つ
2024年10月23日(投函してから約1週間後)に下記のメールを受信しました。アメリカへの発送が完了したようです。
お受け取りをさせていただきました被毛については、アメリカのラボへ発送(フェデックス)手配が完了しております。(ラボへの到着は本メールより約1週間程度)
申込用紙と、被毛(帯電防止袋)は、それぞれ同一のバーコード個別管理番号にて行っておりますのでご安心ください。現在、世界各国よりラボに多くの検査依頼が入っており検査結果のご案内は本日より14日前後を予定しております。
——————-
《重要:検査結果が届くまでの目安について》
①アメリカ空輸・輸送期間:約4日~7日間(空輸・陸送を経てラボに到着)
②検査期間:約10日間
③検査結果のご案内(次のご案内):「①+②」本メール受信後より14日前後
5.検査結果の入手
2024年11月3日に検査結果のメールが届きました。(申し込みから26日目)
インターネットに接続できる環境であればいつでも結果が見られるので安心です。なお、書面は別送されます。
【※※ さん】の検査結果が反映されましたのでご連絡申し上げます。
《検査結果はこちらから》 https://・・・(書面でのご郵送は来週中を予定しております。しばらくおまちくださいませ)
検査結果は検査数自体が多いため多く見えるかもしれませんが、結果としては該当レベル2、3の数は総合的に中程度以下と普通にこの程度は出るレベルですのであまりご心配されませんようご安心ください。
検査結果データ内「レベル3」「レベル2」で、原材料の含有量が多い(フード原材料表記の上位に記載)がなるべく少ないフードを探しましょう。
とくに、動物性たんぱく質で、主原料(メイン)が「レベル3」「レベル2」であるものは注意が必要です。
また、「レベル3」「レベル2」であっても含有量が少ないなど、記載表記が後ろの方にあるものなどは、身体に及ぼす影響は低い場合もあり除去の優先度は低い場合も考えられます。
現在の体質に合っていないものを全て取り除く事に囚われ過ぎず、体調に影響を及ぼしている可能性の高いものをピンポイントに除去することから考えてみましょう。
ネットでは下記のような結果が確認できます。
うちの子(愛犬)は330の検査項目のうち、異常なしが131項目、レベル3(要停止)が66項目、レベル2(要注意)が63項目、レベル1(要観察)が70項目でした。
要停止&要注意で129項目もあり、食べられないものが多い印象でした。

後日、封筒で結果が届きました。内容はネットで観られるものと同じでした。

アレミッケの結果を考察
1.アレミッケの検査項目の多さに驚き
検査項目は非常に多く、ヨーグルトだけでもビフィズス、ブルガリア、カスピ海、ギリシャと4種類あります。
また、日本では食べないようなアメリカならではの食材も見られます。逆にアメリカでは食べられないような食材は入っていません。(例、柿)
2.アレミッケの意外な結果
これまで牛肉を食べた後に痒がっていたように思っていたのですが、意外にも牛肉は問題ありませんでした。
但し、ベーコン、牛心臓、牛腎臓は要注意、牛肉の部位でも差がでていました。
鶏と豚はおおむね問題なさそうです。

一方で、ブロッコリーとレタスを頻繁にあげていたのですが、ブロッコリーは要停止、玉レタスは要注意、サニーレタスは要停止、ロメインレタスは要観察ということで、こちらが痒がっている原因であった可能性が考えられました。

3.アレミッケの結果を見て変えたこと
この結果をもらった後に、ブロッコリーとレタスを食べさせるのは止め、牛肉の部位に気を付けて食べさせています。
約6か月経った現時点(2025年6月時点)では痒がる姿が確実に減っています。
大好きだったブロッコリーとレタスを上げられないのはかわいそうですが、これまで食べていない牛肉を美味しそうに食べています。
4.アレミッケの検査結果例
下記に示すような多岐にわたる種類のアレルギー結果が得られます。



まとめ
・アレミッケの独自性は、検査項目が400以上と多く、検査方法が簡単なこと。
検査項目がこんなに多い検査は他にはないよ
・申し込みから結果の受領まで1か月弱
・愛犬はこれまで制限されていた牛肉を食べられるようになって大喜び。
無警戒だったブロッコリー、レタスを止め、現在はアレルギー様症状は出ていない。
アレミッケを使った感想
うちの愛犬はアレルギー体質というのは分かっていましたが、これまで検査はしてきませんでした。
自然と与える餌も慎重に選ぶようになり結果的に過剰な制限をかけている懸念がありました。
今回、アレミッケでの検査をトライしてみて、様々な食材をトライしてみるキッカケになりました。
これまで牛肉は殆ど与えていませんでしたが、今では大興奮で嬉しそうに食べています。そういう姿を観るととても嬉しいものです。
3万円ちょっという値段は一見高く感じますが、単価は100円/検査品目を切る安さ
アレミッケでないとブロッコリーとレタスの不耐性は分からなかったことを考えると、検査をやってよかったと思っています。
↓ アレミッケでみんな元気に ↓
