女子プロゴルフツアー最大の賞金を誇る「アース・モンダミンカップ」のボランティア参加体験記を記します。
アース・モンダミンカップ
アース製薬が主催している女子プロゴルフの大会です。2012年から開催されており、2023年で第12回目の開催となります。開催場所は1回目から千葉県袖ケ浦市にある「カメリアヒルズカントリークラブ」で行われています。
2013年から4日間大会となり、現在ではレギュラーツアー最高賞金となる賞金総額3億円、優勝賞金5,400万円で開催されています。この金額は2位でも普通の大会の優勝賞金クラスという大きな大会です。
ボランティア申し込みからの流れ
Golf Parkのホームページでボランティアの募集中の大会情報があります。
参加したい大会が見つかったら、新規登録から始めましょう。
※ 1度参加すると、2年目から事前に案内が来るようになります。
募集開始
今回参加したアース・モンダミンカップ(開催期間2023/6/22~6/25)は2023年4月中旬からボランティアの募集が開始されました。大会開催日の2か月ちょっと前から気を付けておけばよいかと思います。なお、DSEボランティア事務局のLINEを友達登録しておけば、募集開始の案内が来ますので逃すことがないかと思います。
募集締め切り
募集の締め切りは大会開催日の約1か月前でした。但し、人気のある大会はボランティアの定員に達した時点で募集を早めに打ち切ることもあるようなので、参加したい大会があれば早めに申し込んでおくのが良いと思います。今年のアース・モンダミンカップも早めに募集が締め切られました。
また、大会によって違うかもしれませんが、アースモンダミンカップは最低2日間からの参加が求められていました。
業務決定
6月2日に業務決定のお知らせが来ました。今回は2日間とも希望通りのホールマーシャルに決定しました。
ID、駐車券の受理
今回より《ボランティア駐車券》及び《大会IDバッヂ》の事前送付は無くなりました。必要事項は全てGolf Parkのホームページのマイページに説明書がアップされ、その説明書を読めば、駐車場の場所や業務開始までの流れが分かるようになりました。
事前に準備して置いた方が良いもの
リュックかウェストポーチ
ボランティア当日に業務時に着る服と帽子が支給されます。去年まではマスクも支給されましたが、2023年からは無くなりました。マスク着用は個々人の自由です。リュックには着替えた服を入れる必要があります。
また、初日にアース製薬さんから「モンダミンのペパーミント味1,080ml」と「入浴剤」をいただきました。結構な重さになりますので、リュックに入れてボランティアセンターに置いて業務に出かけました。
指定の色のズボン
アースモンダミンカップではベージュ色のズボン指定でしたので、事前に準備しました。この辺りは説明書に書いてありますので、早めに目を通しておくのが良いと思います。
熱中症対策
飴や冷えるタオルなど準備しておくのも良いかと思います。ハンディーの扇風機などは音がするため、あまり使用できる雰囲気ではないと思います。飲み物は持参する事も可能ですが、大塚製薬の飲み物のみとなります。ボランティアセンターやギャラリープラザで自由に500mlの飲み物(ポカリスエットやBODY MAINTEなどを)もらうことが出来るため、飲み物の持参は不要かと思います。
筆記用具
業務の説明時にメモっておいた方が良いこともあります。
業務の流れ(2023年)
今回は2日間とも早番のホールマーシャルでした。
業務初日 練習ラウンド日
朝6時に駐車場着!
1日目は6時50分にボランティア本部集合だったので、6時15分にボランティア駐車場に行き、専用バスに乗って、コースに6時30分頃着きました。約10分歩いてボランティア本部に到着しました。
受付を済ませ、支給された服に着替えて、支給された弁当を頂きました。
朝7時過ぎに業務説明
7時15分に集合合図がかかりましたので、ボランティア本部の外に集合、点呼の後、担当エリアの説明が個別にありました。自分の担当エリアは13番ホールのグリーン脇のシッティングエリアでした。7時45分に現場にスタンバイだったので、直ぐに出発しました。
7時45分から業務開始!
シッティングエリアには7時40分頃到着、シッティングエリアには既に椅子が並べられており、特段準備することはありませんでした。
シッティングエリアは観客の方であれば誰でも座れる場所なので、椅子の移動、持ち帰りのみを監視する業務です。練習ラウンドだったので、あまり多くのギャラリーさんはなく、数組の方に椅子を勧めて終了しました。
11時45分に業務終了!
11時45分に遅番の方がいらっしゃったので業務終了!
去年からボランティアもギャラリープラザで食事ができるようになりました。ボランティア本部で業務終了の挨拶をして、帰りがてらステーキ丼を頂きました。これが絶品!こうして、1日目の業務が終了しました。
業務2日目 本戦3日目(決勝ラウンド1日目)
朝5時50分に駐車場着!
2日目も6時50分にボランティア本部集合だったのですが、混むことを予想して1日目よりも少し早めの6時にボランティア駐車場に着き、専用バスに乗って、コースに6時30分頃着きました。約10分歩いてボランティア本部に到着しました。なお、2日目は初日に支給された服を家から着てきました。
受付を済ませ、支給された弁当を頂きました。
朝7時過ぎに業務説明
7時15分に集合合図がかかりましたので、ボランティア本部の外に集合、点呼の後、担当エリアの説明が個別にありました。自分の担当エリアは練習グリーンから1番ホールのティーグランドまでの通路で、選手が通る時にギャラリーに止まってもらう業務でした。
7時45分から業務開始!
選手がパター練習場から移動する際には「選手通ります」という言葉と共にギャラリーを止める業務、選手がティーショットを打つ際には、静かにしてくださいという意味で手を上げて静止を求める業務が主でした。
OUTスタートの組はギャラリーが多めで、それなりの業務量でしたが、INスタートの組になるとギャラリーが少なくなり、暑くもなってきたので熱中症にならないように水分を補給しつつ、適度に休憩をとりながら業務を行いました。
12時45分に業務終了!
INスタートの最後の組みが通過したところで業務終了!
1日目と同様にボランティア本部で業務終了の挨拶をして、帰りがてら鮭いくら丼をを頂きました。これも絶品!こうして、無事に2日間の業務が終了しました。
カメリアヒルズ・カントリ―クラブ
木更津北インターから車で5分ちょっとで着きます。都内から1時間以内で来れる好立地です。コースはフラットでオーソドックスなホールが多い印象です。18番のパー5はうまく行けば2オン可能なホールで毎回ドラマが生まれるホールです。多くの芸能人が訪れるコースでも有名です。
公式HPはこちら
場所はこちら
最後にひとこと
今回は初めて練習ラウンドのボランティアに行きましたが、試合とは違って緊張感が薄れ、その中で試合に向けて準備している選手をみることができ、その練習の仕方など参考になる点もありました。2日目は1番のティーグラウンド近くの業務で、間近に選手を見ることができて貴重な体験でした。
6月末という暑さが増してくる時期でそれなりに業務もきつい部分はありますが、ゴルフ好きの方、女子プロゴルフを応援されている方にはボランティアはおすすめです。
選手、大会関係者、ボランティアのみなさん、お疲れ様でした。
byまさいち