東京湾アクアラインを使って千葉へ向かうとき、頭をよぎるのは「今日、渋滞してないかな?」という不安
ゴルフの帰り道、家族でのお出かけの帰り——せっかくの楽しい時間が、渋滞で台無しになった経験は誰しも一度はあるはずです。
この記事では、過去データをもとに「何時に出れば渋滞を避けられるか」をズバリお伝えします。

渋滞予報は難しいけれど、過去のデータは参考になりますよ
スムーズな千葉ドライブを実現するための完全ガイドとしてご活用ください。
※ 渋滞情報の元データ : 日本道路交通情報センター:JARTIC/道路交通情報NOW!!
【結論】アクアラインの渋滞回避!ズバリ何時に乗るべき?


過去423日のデータ分析より、土日に渋滞を避けるための「乗るべき時間」を導き出しました。
※データ収集期間:2022/05/14 〜 2023/01/20(約8ヶ月) と2025/12/12 〜 2026/05/31(約6ヶ月)の合計14ヶ月、随時更新中
1. 土日の下り(千葉方面)



まずは、土日の千葉方面です
結論:9時〜12時は避けるべき。6時30分までに乗るのが正解。
土日の下りは「朝の混雑」が最大の敵です。
とはいえ、上りほどの渋滞は発生しません。通常であれば15分程度の余裕をみておけば十分です。
もし朝イチの出発が難しい場合は、12時を過ぎてから出発すると渋滞が落ち着いてきます。 「ゆっくり昼食を食べてから出発する」というのも、立派な渋滞回避策です。
下り線の時間帯別渋滞量
天気を選択すると、土日の時間別平均渋滞量が出てきます。



見たい天気を選択してみて
2. 土日の上り(東京・横浜方面)



次は土日の東京・横浜方面です
結論:14時までに木更津金田ICを通過!!それが無理なら20時まで待つべし
土日の上りは「夕方の大渋滞」が最大の問題です。
15時以降、渋滞は急速に成長しはじめ、16時〜19時にかけてピークに達します。 このタイミングでアクアラインに乗ると、木更津〜川崎の約15kmに 50分以上かかるケースも珍しくありません。
上り線の時間帯別渋滞量
天気を選択すると、土日の時間別平均渋滞量が出てきます。



上りは渋滞多めです・・・
渋滞を避けるための2つの選択肢
【選択肢①】14時までに木更津金田ICを通過する。
ゴルフであればラウンド後お風呂に入らずに出発、アウトレットであれば15時前には切り上げる。 「ちょっともったいない気もするけど、渋滞にハマるよりずっとマシ」です。
【選択肢②】20時まで現地で粘る。
渋滞は19時〜20時にかけて解消に向かいます。 温泉に入る、夕食をゆっくり食べる、海ほたるで時間を潰す—— 20時まで待てば、渋滞ゼロで帰れる可能性が高くなります。さらに、ロードプライシングの割引(ETC料金400円)も適用されるため、 時間に余裕があるなら断然こちらがおすすめです。
3. 平日の下り(千葉方面)
結論: そこまで気にする必要なし。
朝7時台に小さなピークがあるだけで、全体的に軽微です。
- 7時台が最大(平均0.81km)。月・水・金で渋滞頻度が45〜58%と比較的高め。
- 10〜11時台にも小ピーク(平均0.5〜0.7km)
- 金曜の夕方(15〜17時)にも小さな増加傾向があります(帰省や行楽の前乗りか)。
4. 平日の上り(東京・横浜方面)
結論:「特に16〜17時・金曜」は避けた方がベター
ほぼ夕方ラッシュ一点集中型です。
- 15〜19時に集中。特に16〜17時がピークで平均4〜5km超。19時以降は急速に解消。
- 日中(8〜14時)はごく散発的な渋滞のみ(平均0〜0.6km)。
- 金曜日が最もひどく、17時の平均は6.6km、記録最大は28km。木曜は比較的穏やか(ピーク平均2.6km)。
- 15時以降に乗るなら19〜20時まで待つのが賢明



その他の上りの渋滞情報です
- 雨の日は土日祝日でも渋滞は少なくなる傾向
- 学校が休みの期間は平日でも渋滞が発生する傾向
東京湾アクアラインの渋滞するポイント
土日の上り車線は夕方にかけて渋滞が発生することが多く、場合によっては全長15kmの東京湾アクアラインを渡りきるのに50分以上を要することもあります。



時速20kmくらいのトロトロ運転です
東京湾アクアラインで渋滞するポイントは大きく上り3ヶ所、下り2ヶ所あります。
🚗 アクアライン 渋滞ポイント解説マップ
図の上のピンをクリックすると、詳細な渋滞ポイントの解説が表示されます。
上りの渋滞ポイント①: 木更津金田料金所付近
ここは1番の渋滞ポイント
アクアライン連絡道と金田料金所からの車が合流するポイントです。
なお、木更津本選料金所に上がっていく高速入口付近の交差点も混雑しやすい箇所となっています。(アウトレット、コストコ、市街地からの車が合流する箇所)


上りの渋滞ポイント②: 橋梁の上り坂
東京湾アクアラインは橋梁部に最も高い箇所があり、上り車線はそこに向かって登って行きます。その際に車速が落ちやすく、渋滞が発生する原因になります。
上りの渋滞ポイント③: トンネルの川崎側上り坂
トンネル内部は高低差は少ないようですが、最初に4%の下り坂、最後に4%の上り坂があります。上り坂では車速が落ち、渋滞しやすい傾向にあります。
下りの渋滞ポイント①: 川崎側のトンネル入り口部付近
川崎側トンネルの入り口付近では、東京方面、横浜方面、川崎方面、浮島入り口の4方向から車が合流してくるため渋滞しやすい箇所となっています。
下りの渋滞ポイント②: トンネルの木更津側上り坂
上り同様に下りも、最初に4%の下り坂、最後に4%の上り坂があります。上り坂では車速が落ち渋滞しやすい傾向にあります。また出口付近に海ほたるの入り口があり、左側車線が渋滞しやすいところです。
東京湾アクアラインの過去の渋滞データ
2022年5月から約1年間の曜日と時間ごとの平均渋滞長さの集計データです。(データ数は352日*15時間(6時〜20時)=5,280個です。)単位:km



まずは、上りの渋滞量です


上りの渋滞量は日曜日が最も多く、次いで土曜日となっています。平日の曜日で渋滞量に大きな差は見られていません。
14時〜20時の上りの渋滞量を「曜日-時間」でグラフ化


渋滞量の多い日曜日はピーク時間が長く、15時〜20時にかけて長い渋滞が見られます。その他の曜日のピーク時間は17時前後となっています。



次は、下りの渋滞量です


下りの渋滞は土曜日が多い傾向です。下りは上りほどの渋滞は発生していません。
\ 【記事紹介】アクアライン渋滞時、丘回りの選択肢はあり? /


記事のポイントは下記の通りです。
東京湾アクアラインの渋滞が最も酷いケースでも50~60分の所要時間と考えられるため、最低でも(渋滞が無い場合でも)約90分かかる丘回りは時間的な短縮の意味合いは殆どないと思われる。(※袖ヶ浦⇒(川崎)浮島までの経路で考えた場合)
東京湾アクアラインの月毎の渋滞傾向
2022年5月から2023年4月までのデータより集計した結果を示します。
渋滞量が多い月Top5
- 夏の暑さが収まった秋の行楽シーズンに渋滞が多く発生する傾向
- 子供の学校の休みに合わせて渋滞が増える傾向
| 順位 | 月 | 月の合計渋滞長さ |
|---|---|---|
| 1位 | 10月 | 911km |
| 2位 | 12月 | 869km |
| 3位 | 11月 | 826km |
| 4位 | 8月 | 804km |
| 5位 | 3月 | 771km |
渋滞量が少ない月Top5
- 1月、2月の寒い時期は渋滞は少なめ
- 雨の多い梅雨の時期(6月)は渋滞少なめ
- 学校の夏休み前後は渋滞は少なめ
| 順位 | 月 | 月の合計渋滞長さ |
|---|---|---|
| 1位 | 2月 | 493km |
| 2位 | 1月 | 505km |
| 3位 | 6月 | 557km |
| 4位 | 9月 | 647km |
| 5位 | 7月 | 684km |
月毎の渋滞のピーク時間 ~平日~
平日(月〜金)の上りの渋滞ピーク時間を月毎に示したグラフです。平日は夏休みがある8月が渋滞が多く発生しています。次いで多いのが12月、3月と続きます。学校の休みの影響が考えられます。ピーク時間は17時前後です。


月毎の渋滞のピーク時間 ~土日~
次は、土日の上りの渋滞ピーク時間を月毎に示したグラフです。夏休みの8月は土日の渋滞が他の月と比較して少なめとなっています。いずれの月も16時から19時にかけて長い渋滞が発生する傾向です。


\ 愛犬と行く千葉のオススメスポットはこちらから/


👉アクアライン渋滞を避ける裏ワザ!早朝到着を活かす千葉ゴルフ術はこちら
👉【通行料金Up対策】アクアラインを20時以降に渡ろう!有効な時間の使い方はこちら
東京湾アクアラインの最新情報&お役立ち情報
下記の記事でアクアラインの最新情報およびお役立ち情報を紹介しています。
交通情報系サイト
1. 日本道路交通情報センター(JARTIC)道路交通情報Now!
東京湾アクアラインの渋滞はもちろん、アクアライン連絡道や周辺の下道の渋滞情報も分かります。
HPはこちらから
2. ナビタイム
乗換案内でお馴染みのナビタイムが提供する渋滞情報サイトです。渋滞だけでなく混雑という情報も得られるなど、より詳細な情報が取得できます。
HPはこちらから
3. アクアラインFun
日本道路交通情報センターの情報がリソースとなり、Xと連動して交通情報を発信しているサイト。こちらのサイトの特徴は、アクアラインの交通止めの基準になりうる風速情報も一緒に掲示している点です。
HPはこちらから
ロードプライシングの運用試験開始!
2023年7月22日(土)から渋滞緩和を目的としたロードプライシングの試験運用が開始されました。
更に2025年4月よりロードプライシングの価格改訂が実施されました。
大きな変更点は下記の通りです。
最も渋滞する時間帯において通常の2倍の料金を支払う形に変更になっています。
- 土日・祝日 上り線 13時〜19時 ¥1,600(通常料金の2倍)
- 土日・祝日 上り線 20時〜4時 ¥400(通常料金の半額)
- 土日・祝日 下り線 5時〜7時 ¥1,000(通常料金の1.25倍)
詳細は下記の記事を参照ください。
\ 【記事紹介】実質値上げ!?料金変動制の改定 /


東京湾アクアラインについて
東京湾アクアラインは、全長15.1kmの自動車専用の有料道路で、木更津から4.4kmが橋梁、川崎から約9.5kmがトンネルの構成になっています。
渋滞していなければ約15分で川崎~木更津間を移動できる便利な道路です。


片道の通行料金は下表のとおりで、ETC搭載車がかなり優遇されています。ETCを搭載しているかどうかで往復で5,400円違いますので、搭載されていない方はこれを機に搭載を検討されるのも一案かと思います。
| 普通車 | 軽自動車 | |
| ETC車割引料金 | 800円 | 640円 |
| 通常料金 | 3,140円 | 2,510円 |
\ 【記事紹介】渋滞を科学的に理解する /


記事のポイントは下記の通りです。特に最後の項目が重要です。
- 渋滞の定義 「車の密度の増加とともに交通量が減少する状態」
- 1kmに約25台の車の密度以上になると、流れは渋滞相(交通量が減少する状態)に変化する。車間距離で言えば約40mである。
- 渋滞の波は流れの中を上流へと伝わっていく衝撃波として解析することができ、その衝撃波が進む速さは時速約20kmである。
- 渋滞の先頭はおよそ時速20km(分速0.33km)で削られていく。そのため例えば長さ1kmの渋滞であれば、後ろから全く車が来なければおよそ3分(分速0.33km×3分=0.99km)で消滅する。
- あえて少し減速して車間距離を空け、渋滞の最後尾までの到着を遅らせる走りをすれば、渋滞の成長を防ぐことができ、うまくタイミングが合えば渋滞を消すことも可能である。ブレーキの連鎖を止めるクッションの役割を果たすことにもつながる。


東京湾アクアラインの通行動画
東京湾アクアラインの通行動画です。
アクアライン走行の雰囲気を感じられる動画となっています。
1)上り、木更津金田料金所〜川崎浮島JCT、渋滞無し
2)上り、袖ヶ浦料金所〜アクアライン連絡道〜木更津金田料金所、渋滞無し
3)下り、川崎浮島JT〜木更津金田料金所、休日夕刻、渋滞無し
東京湾アクアラインの通行止め情報
東京湾アクアラインが通行止めになる目安は?
通行止めの目安となる風速は20m/秒と言われています。
台風の時などは、特に注意です!20m/秒行かなくとも通行止めになるときもあるようです。
春は普通に風が強い地域ですし、夏から秋は台風に注意が必要です。
お出かけ前にネットで東京湾アクアラインの交通規制の状況や、風速などの情報を仕入れておでかけください。
なお、通行止めでなくとも風速10m/秒を超えてくると結構車が風で煽られます。スピード規制を守って安全運転を心がけてください。
東京湾アクアラインが通行止めになった日は?
2022年5月からデータを取っています。2023年11月までで計画以外で通行止めになったのは4件です。 (※データに抜けがある可能性があります。)
内、2件の状況を記します。詳細は下記のページをご参照ください。
\東京湾アクアラインが通行止めになった日はコチラ/


① 2022年9月20日(火)2:00〜8:00の間、通行止めとなりました。理由:台風14号接近のため。この時は実際は風速20m/秒までは行っていませんでした。



台風が接近した時は通行止めになる可能性が高いみたいです
② 2022年12月23日(金)の朝方から風が強くなり、6時には東京湾アクアラインの通行止めの基準と言われている、風速20m/秒を超えました。8時に通行止めとなり、14時40分まで通行止めが続きました。


計画的に通行止めになったのは1件です。
2022年11月6日(日)8:30〜13:30の間、通行止めとなりました。理由:アクアラインマラソン開催のため。次回の開催は2年後の予定です。
\過去の渋滞まとめページはコチラ/


東京湾アクアラインの渋滞回避案
上りの渋滞は14〜15時に始まり、16時~18時がピークです。ピーク時は木更津~川崎で50分以上かかることを覚悟しておいた方が良いです。途中に海ほたるPAがありますが、そこに入るにも時間がかかりますので、高速に乗る前にトイレは済ませておくのが良いと思います。
以下、渋滞回避案です。
1.活動時間を早める
下りは7時から、上りは14時から渋滞が始まることが多いので、朝早く房総半島に渡り、14時には岐路につくのは比較的渋滞に会うことが少なくなると思います。
2.遅めに帰る
上りの渋滞は20時過ぎると解消に向かう傾向です。夕飯をゆっくりとってゆっくり帰宅されるもの手かと思います。
\ 【記事紹介】通行料金Up対策は下記ページより /


3.雨予報の日を選ぶ
雨予報の日はゴルフ客が少なく、渋滞は少ない傾向です。雨でも構わないという予定の方はねらい目です。
4.アクアライン連絡道まで渋滞が伸びている時は、袖ヶ浦料金所から高速に乗るのがベター
下道から金田料金所に入る際、木更津アウトレットからとコストコから乗る車があるため非常に混み合います。一旦、国道16号に向かい袖ヶ浦料金所からアクアライン連絡道に乗る方が本線のため渋滞していてもトロトロ進みます。
参考) 混雑時の木更津アウトレットからのお帰り推奨ルート
\ こちらも要チェック! 東京湾フェリーで渋滞回避! /


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おまけ 海ほたるで愛犬と遊ぶ
渋滞や長距離運転で疲れるのは人間だけではありません。愛犬も同様です。東京湾アクアラインの橋部分とトンネル部分の境にあるパーキングエリア「海ほたる」で愛犬と散歩するのはいかがでしょうか?


海ほたるには臨時の「ドックレスト」が作られています。2023年末に場所が川崎側3階デッキ部に移動しました。


ドックレストという言葉は聞き慣れないですが、ドックランではなく、リード付きで愛犬と楽しめるスペースです。すぐ近くを高速で車が走っているので万が一を考えての事と思います。


海ほたるにはこのドックレスト以外にも愛犬と一緒に過ごせる場所があります。
5階展望デッキ部分はリード付きで愛犬と散歩ができます。海ほたるをぐるっと一周できますので、愛犬と一緒に夕焼けを見たり、気持ち良い海風に当たって疲れを癒すことができます。
歩くのに疲れたら、同じ5階に愛犬と一緒に入室できる部屋「Dog Sea Terrace」があります。ここで食事をすることも可能です。(利用可能時間9時〜17時)


まとめ
・ 東京湾アクアラインの上りの渋滞量は日曜日が最も多く、次いで土曜日。
・ 平日の曜日で渋滞量に大きな差は見られていない。
・ 渋滞量の多い日曜日はピーク時間が長く、15時〜20時にかけて長い渋滞が見られる。その他の曜日のピーク時間は17時前後。
・ 下りの渋滞は土曜日が多い傾向。下りは上りほどの渋滞は発生しない。
・ 台風の接近、20m/秒を超える強風の際は通行止めになったことがある。
最後にひとこと
東京湾アクアラインは、渋滞という点に注意は必要ですが、天気の良い日は富士山が綺麗に見え、また橋梁の一番高いところからトンネルに入っていく時は、言葉では表現できない感動的な光景を目にできる時があります。


東京湾アクアラインを通行すること自体も旅の目的になり得ます。是非楽しんでいただければと思います。












コメント
コメント一覧 (2件)
平日夕方の登りが渋滞するようになってきたのはなんでなんですかね?不思議です
uto様 ご質問ありがとうございます。
データをきちんと取り始めたのが今年の5月からなので確実なことは言えませんが、平日の上りの渋滞が顕著に見られるようになったのは、コロナ禍になってからだと感じています。
つまり、皆さんの働き方の様式(テレワークや働き方改革)が変化したのが一因で、平日に休みをとられる方が増えた、あるいは、出先でも仕事ができるようになったことが、要因ではないかと考えています。
これからも引き続きデータを取得していきますので、何か分かりましたらまたコメントさせていただきます。 まさいち